【裏読みsureb@➖老子『道(タオ)』①〈タオイズム〉】

   老子  『道(タオ)』

紀元前400〜500年頃のじいちゃんだよーっ。

諸説あり過ぎっ、そのモデルだろうと目される偉人が3、4人…います！もっと言えば、釈迦と同一人物だ！というチャイニーズデマも悪びれることなく浸透しております。

"老子"ってのはね、お名前じゃなく…読んで字の如く！老齢の師匠(子とは、平たく言うと先生の意らしい)…

つまり、

ティーチャーじーちゃーんだよーっ！…こーゆーのを無性に言いたくなる更年適齢期、ゆえ読者皆様におかれましては視覚野領域からご割愛いただいて結構ですよっ

そんな、じいちゃんの置き手紙にとんでもねぇこと書いてあったから…家族一同びっくりしちゃったわというわけ！

※老子の家族構成は不明。旅出の道すがら…関所門番に引き止められ、無理やり書かされたメモ書きらしいですがね…

置き手紙として記録が残ってる以上、著者たるじじいが実在したことは確かみたいですね…

で、何書いてあったかって？

遺書じゃないよ。へそくり財産の地図でもなく…生前の懺悔でもなく！

この世界の摂理が明確に書いてあったわけ！

明確に！ただ、理解に苦しむ事実だったから、ガン無視されやすい！か、もしくは、そっと無かったこととして…本棚にしまわれるレベル！

さぁ、みてこーっ。じいちゃんの置き手紙！

混沌とした何かが、天地よりも先に存在した。

それは、ひっそりとして形もなく、

なにものにも依存せず変化せず、

あまねくめぐってやすむときなく、

天下を生み出す母ともいうべきものである。

わたしは、その名を知らない。かりに[道(タオ)]と呼び、無理に名付けて[タオ(道)]と呼ぼう！

                                                       老子「道」 第１章 冒頭

「じいちゃん、ボケちゃったのかしら…」なんて悲観にくれたらダメだよーっ。

ちょい、頭柔らかくして妄想してみようよ！どうせ、ヒマだろ…僕は、ヒマ…

天地よりも先にあった混沌としたもんが「道」

万物は、そんな「道」から生まれた…

つまり…

   名前のない状態

              || イコール

   まだ、万物はない

              || イコール

      混沌(カオス)

              || イコール

           道(タオ)

                               ※これら、全て同義であると定義できます。

    という関係性が見えてくるね、ヤッホー！

  さぁ、これを更にわかりやすく妄想するよっ。

…とある一室

(あなたのお住まいでも、よろしぃアルヨ)

      を、想像してみチャイナよ！

部屋にはテーブルがあり、椅子が供えてあって…テーブルの上には花瓶と一輪の花が。その隣には、お皿に乗った一切れのパンが…

   う〜ん、シンプルで実に殺風景なお部屋…

出入り用の扉以外に窓は無し！と、仮定しといて

                               (僕だってもう少し、マシな住居アルよ)

    そこへ、僕が入室します。

その瞬間に、初めて万物

(つまり、テーブル、椅子、花瓶、一輪の花、皿とパン、出入り用の扉、そすて！この部屋という空間)

      …が成立する！

     この理屈、わかりますか？

              わかっんねぇだろぉなぁ…

じゃあね、ここに…僕じゃなくてドラ猫が1匹、入室した場合…

ドラヌコは…花瓶と花に意味ある区別もせず、テーブルと椅子の相互関係と利用方法を考えもせず、テーブルの皿に載ってるパンに興味覚えて…それが、僕の朝食だと知る由もなく…食べるでしょうね！

つまり、ドラヌコには花瓶も、一輪の花も、テーブルも椅子も、多分…皿も、同類無機質で無意味な障害物程度の認識しかないわけ。

じゃあ、ここに…僕でも、ドラヌコでもなく、バクテリアが入室した場合…

今度は花瓶に挿してある一輪の花と、皿のパンにのみ、興味示すでしょうねー。それ以外には、価値がないわけですよ、バクテリアさんには…。

      さぁ、ちょっと見えてきましたか？

  もし…
 ここへ、誰も！

 僕も、ヌコも、バクテリアも…

     一切の意識が

    入室しなければ…

 居室内はどうなるか？

いやいや、誰もいないそのまんまただの部屋だろ？という、分からず屋っ！

正解だよっ。

実際に、部屋は部屋のままそのまんまなんだよ。

        と、いう僕らの意識が想像して…

そのまんま、あるんだろうなぁと思ってるわけだよね？

   では、では…

            そんな、

   僕らの想像

        すらも入室しては

       いけません！

   …という密室内は、

 これいかに⁇⁇

 想像すら、入室禁止‼︎

         妄想も、ダメだよーっ。もち‼︎

(・Д・)…?

( 　ﾟдﾟ )  ま、まさか…

:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):   うぎゃぁあああ…

  そう、そこは…

   混沌としたカオス

   でしか無いのだよ！

テーブルは椅子のことなんか、知ったこっちゃないだろうし…花瓶は花が挿してあろうが、あるまいが花瓶…パンは皿の上に載せられている自覚もなく。

↑と、いう僕やあなたの想像…

すらも、入室禁止だと言ったろ？

 想像すんなって！！！

                  エロいことじゃなくて…誰もいない部屋を！

 そこは、カオスでしか無いのだよ！

 はい、これが…

  「道」タオ

              ってやつです。

そこへ、

僕らの想像にせよ、

生身のカラダにせよ、

ドラヌコにせよ、

バクテリアなんかが

入室して、

はじめて…

万物が意味を持って

成り立つ！これ！分かりますか？

名無きは天地のはじめの混沌であり、

               名有るは万物の母である！

                                                    老子「道」 第１章 

       うんうん、なんとなく…見えてきた？

いや、見ちゃダメなんだよーっ！

ティーチャーじーちゃーんの手紙、続きを読むよーっ

故に常に無欲にして、その『妙』を観て、

      常に有欲にして、その『徼』を観る。

この両者は同じく出でてるが、

名を異にし、同じくこれを

                 『玄』と言う。

                           妙(みょう)：微妙で奥深いの意

                           徼(きょう)：境界の意

                           玄(げん)：神秘的でほの暗いの意

                                                                 老子「道」 第１章 

つまり！想像にしろ、生身のカラダにしろ一切の

意識の入室がない状態の

チラ見的想像が『妙』だよっ。

このチラ見的想像…たしかな定義はできませんが、イメージとしては、チラ見的想像と言うにちかいでしょう。瞑想や、無我や、梵我一如や、I am youや、私は神や、宇宙が俺や、エトセトラ…

想像なり、生身のカラダの意識の入室が『徼』だよね。

チラ見すらさせちゃくれない完全密室が…『玄』だっつーんだよっ！

なんとまぁ、じじい…

とんでもねぇ置き手紙

      残してやがります！

誰か保護して、研究対象にできなかったのか…悔やまれます

「だから、なんなんだよ…」といえば、それまで。

『徼』という状態でしか

…つまり、

想像にしろ

実体にしろ

意識でしか物事を認識

できず！

思考できず！

選択すらも、決断すらも

できないのが、

僕らなんだよ！

妄想しようが…所詮『妙』

その先の『玄』たるや…

と想像することすら、

はばかられるレベル…

空想すら禁止の絶対領域。

裏読み©︎inema 改め、

裏読みSurebaすら入り込めない！

…入ったら、即『妙』か『徼』。

でも、でも、『妙』も『徼』もどちらも…『玄』に依拠し…そこから出てくるらしい…よ。

とは言え、立入禁止の入室不可…

もはやお手上げ状態の虎の穴

虎穴に入らずんば…

     虎子を…得ず…とは、

                       言っても…

                        虎子を得たいと

                        は思わないけどさ…   

しかぁーしっ！

『妄想』こそが、この私、鉄観音のアイデンティティと自負する凡人ゆえ…

          行ってみましょうか？

『玄』たるや、なんぞやと…

             行けば、分かるさ…

これかなり、キワどい言葉遊びになるんすけど…

行って、分かっちゃったら…

『妙』が妙なことんなるし…

納得なんてしようもんなら、『徼』確定なんだよね…

それでもね…
そんな、タワゴト知るかっ！と、エイヤーっ

一刀両断したところ…

『無』なんす…

完全なる…

『ナッシングです』

                           以上！

お察しいただけますか…

そこにテーブルありき、椅子ありき、の密室は『無』でしか、無いというオチ…

古今東西の古文書(通称：Google)あさっても、無の先にゃなんも無い確定！で結論出ましたので、皆様におかれましても…ご安心して就寝していただいて結構ですよ。

おやすみなさい

                           それでも…

まだまだ…

   たまたま…

         寝付けない、寝たくない、寝らんない

   悪い子ちゃん達…

      ゴールデンウィーク満喫してんねぇ！

        令和ハッスルしすぎだよっ、やほーって！

     じゃ、しょうがねぇなぁ…

 ( ´Д`)y━･~~『無』って、なんだよーって話すっか？

実は、この『無』って言う状態も概念も…哲学的には明確な答えがあるんだよん(・Д・)ノ

(@￣ρ￣@)ノお静かに、お静かに…

無は無として、

安定して有り得ない

と言うこと。

えー、なにー？きこえねーよー(群衆)

ドラヌコが、僕の朝食のパンを勝手に楽しんじゃった！

としたら、皿の上のパンは無く

なってるよね？

いや、ヌコの胃袋に収まってるだろ…という、小学生みたいなヒネクレもんは…さっさと寝ろ！

皿の上に無いから、皿上において『パンはナッシング』であると言えるわけだよね？

しか〜し…

『皿の上にパンは無い』

という…腹立たしく

そして…オイラの朝食が無い

という事実が燦然と輝かずとも…

そう、皿の上に在る。

と、言うわけなんす…ゲド

 (つД`)ノ「小学生以下のヒネクレもん」と言わないでっ！

哲学的には、"無とは有り得ない状態である"と言う説明が在るんだから！

それは…無である！と示す時、無であると言う事実が在る！

空っぽのコップにゃ、空気満々…

つまり、無は無として安定して有り得ないわけ…

(つД`)ノてのが無の性質ってことだよ〜っ

(つД`)ノ…行かないデーっ

哲学的考察からしても無である

       『玄』は安定して

   …有り得ない！

   …つまり、無い！

ほっといたって、『妙』か『徼』…

じゃ、『玄』いらねーじゃん！

                        てか、無えんだし…

(つД`)ノおっしゃるとーりーでー

でもね…じいちゃん、ボケて書いたんじゃないんだよっ、この置き手紙！

じいちゃんの、ゆーとーりーだーって気付き始めた人たちもたくさーん、居るんだよー

摂理としてある 

この世界の真なる姿は…

『無』である！

  と…断言してるだけっ。

たいしたこっちゃ、ないでしょ？問題ある？

                                              おやすみっ(ふて寝)

     TO BE CONTINUED