裏読み©︎inema

旧作映画を中心に裏読みをしていきますね

【映画の裏読みだけじゃないんだよ!DAKEJA NAI 鉄観音 裏読み©︎inema 人はそれを妄想というけれど…ジョン・レノンは『イマジン』を謳ったじゃないか…妄想が世界を救うことだって、あるかもよ? 】

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聖書なんかにゃ全く興味も関心もござーませんでしたが、こうゆうものも裏読みしてくと意外と面白い発見があったりしまして( ´_ゝ`)そんなことして、いいのかよ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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宗教戦争…民族紛争…移民問題戦争と名のつく争いの根幹には…必ず、『解釈の相違』が横たわっておりまして…それが、主義主張の差異へと膨らみ…対立を呼ぶわけです。イスラム原理主義者を根絶やしにしようとも…別の原理解釈者たちがやってくるだけ。

 

ならば、まずは宗教がなにを伝えようとしているのか…(無関心な)僕らから歩み寄って裏読み解釈してみることで『解釈の相違』を埋められるんじゃないかと…

 

(´・Д・)」いや…映画裏読みネタの枯渇が見えてしまう前に…新たなシリーズが起こせればという下衆な目論見…でしょ?

 

『解釈の相違』

を埋められるんです!世界平和のために…

               シリーズ第1弾

       旧約聖書      創世記

『アダムとイブ物語』人類の祖にまつわるお話から…


『アダムとイブ(エバ)物語』サラッといていただけると、いいかも。

「チッ、やれやれだぜ…」という承太郎さん…

            こちらですよ⇨創世記

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アダムの得意技、名付け。

イブのおっちょこちょい、無銭飲食…

そして、僕の得意技は裏読み。

                                                                   もしくは、妄想…

 


それぞれの関係性をイメージに落とし込み、それが指し示すものを現代語へと浮かび上がらせてみせる。

 


     はい、はじめ!!

 

神ってのは意識それだけ。ふわふわただよってんだろね。浮遊霊みたく…(もともとふわふわ漂っていたって聖書の記述より)

ある時、そのふわふわ意識は…あれこれと区別識別できる仮名アダムという猿(自我を最初にもったやつ)に気づき、暖かく見守っていたわけ…

 

毎度おなじみのいかがわしき簡略図に表してみるよ。

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ふわふわ漂ってるソレ(神)と重なり合ってあるわけなんだけど、僕らの感覚としては…猿の群れの中に『自己として存在してる自我(意識)』をみている1匹とふわふわ神(意識)があったと想像して貰えばわかりやすいかも…


もちろん、僕らの意識って…もうろうとしたり、はっきりしたり、眠っちゃえばふわふわ漂ったように感じるし。顕在意識と潜在意識がこの関係だよね。

 

また、アダムの名付けというのも言葉のアヤだろうね。紐解けば…人類最初の自我が事象の認識と判別を始めたことだと思われます。つまりは、「これはコレ!あれはアレ!」という認識と判別…

 

以下、アダムに芽生えた自我の考察をみていこう。

 

アダムの自我


それでも本能的にさびしーじゃん、やっぱ。そこら中に似たサルがいんだけどさ、こいつら自我に目覚めてないからオツム足りないわーって。話し相手にもなんねーし。

1匹タイプのメスみっけてさ、意思疎通を試みたわけ。それは血の滲むような努力して。まさに自分の骨をえぐり出すような思いで…

 

「俺いる!お前の顔わかる!だから、お前   いる!        お前から俺どーみえる?俺いるだろ?」

 

エテコー「ウッキー!ムキッ」

 

「orz  だめか…ちきしょ、もいっかい…」

 

来る日も来る日も続けたらさ、俺たちいるよな?存在してんだよな?ってとこを確認しあえるくらいにまでになったわけよ。そっからは早かったねー。初めてのダチってやつよ。

 

  マ・ブ・ダ・チっ!

 

2人でさ、他のオツムたんねーエテコーにいたずらとかして楽しくやってたんだけどさー。そのうち飽きてくんだよね。

 

そんな日々、イブもエテコーからかうのに飽きてきてさ、ふと興味本位の好奇心に襲われたんだろね…目の前にいる他とは違う…そのエテコーに。


はい、以下イブの考察でつ。

 

イブの自我

 

「アダムって意外と毛深くて頼れるし、イケザルかも❤︎アタシ、アダム以外のイケザル知らないんだけどねー。てへぺろ…ってか、どのみちアダム以外のオスってあのノータリンエテコーの中の誰かってことでしょ?ありえなーい。まじありえなーい!」

 

神さまが「食べんなよ‼︎」と仰る、美味しそうなその実(リンゴ…)って最新型のMacBookじゃなくて、善悪の判断をする『知恵の実』と言われてる…それってさ、要するに…

 

スキ/キライの判別のことだよね?

 

…で、この心理って現代の女の子にも当てはまるんだよ。初恋をした女の子にとって憧れの…以外はノータリンエテコーなのである!

       

       否定はできまい⁉︎

     

            なぜなら…Orz←聞くな…

 


まさにこの瞬間人類史の始まり、エテコーからヒトとしての初めてのラブストーリーが幕開ける。恋が芽生えりゃ、あとは早い。交尾ではない…SEXによる子孫の繁栄が始まる。2匹のサルがオスである自分とメスである自分に気がついた。目覚めたということである。繁殖期の生理的興奮とかじゃない、恋心ってやつさ。もちろん、2人(もう、2匹とは呼べない)はノータリンエテコーにはない自我に目覚めているのだから、その子にあれこれと教え、子も脳の発育にしたがって自我に目覚めることは確かだろう。自我とは自我を植え付け、伝播していく。もしくは…新しい仲間(その他のノータリンエテコーたち)に自我を気づかせもしただろう。血の滲むような努力で…

 

「俺。お前。マブダチ!わかるか?」

 

「うっキッキ~」

orz このクソ◯◯◯◯◯ヤロー…

 

 

 


意識の顕在レベルが同調し始めれば、意思疎通はヒトと動物の間でも可能だろう…あなたのお家の可愛いペットを考えてみれば。ヒトとヒトの顕在意識レベル以上に同調しあえば、ムツゴロウさんみたいな方もいらっしゃるのだから。

        そこに共通言語を介さなくとも。


恐らく当初のそれは言語とは程遠い意思疎通だったろうが、やがて言語化されていくことだろう。自我が、それを促す流れで。

 

…でも、これだけじゃ自我に目覚めたエテコーたちのただのラブロマンスなんだけどね…イブをそそのかしたとされる🐍へびさんてね…興味本位とか、好奇心のことだと思われる。(詳細は後述)

 

そんで、エデンの楽園とは…あらゆる感覚(クオリア)に満ち溢れた精神の世界…もっと平たく言やぁ、感情の世界というところだろう。

 

目覚めた自我は世界の事象の中で、様々な感覚から感情をおぼえていくわけ…

 

あっ!これ、美味い!

 

ぺっ!これ、不味い!

 

痛い!キモティー嬉しい…楽しい…そら、際限なく様々な感情を体験し始めるよね…まるで色とりどりの楽園の果実を愉しむように…


さて、何故へびの正体が興味本位であり、好奇心なのか。まぁ、正直言うとさ。こじつけてみただけなんだけどさ、辻褄は合ってくんだよね。

 

威厳ある、厳格なる全知全能の神…そのイメージの対極にある…もしくは、神の忌み嫌うであろう感情(これ、美味しそうな果実という表現してあるわけ)とは…

ちょっとした出来心ってやつじゃないだろうか?

  出来心≒好奇心≒興味本位

 

「ほんのささいな出来心だったんだよー、神様ーっ」てザンゲするだろ?神頼みしなくちゃいけない窮地におい込まれたときのいい訳決まり文句第1位って!

これはイブによる…原罪(以後、全人類が受け継いでいく…罪?みたいな定義らしいっす)と呼ばれる。

その初恋よりも先にある、出来心ってやつ…恋とはその些細な出来心から始まっているとは、なかなかオツな分析である。

        創世記著者だれだよ、ノーベル文学賞もんだろ…

 


    ちょっと待てよ!

イブはさ、そもそものそもそもだよ。ノータリンエテコーのなかのたわいもないノータリンエテコーだったわけだろ。ちょっとアダムに見初められて自我を分け与えられてさ、そらぁ、年端もゆかぬメスが初めて認識できた相手に恋心抱くって…当然だろっ?なにがいけねーんだよってくらいじゃねーか。

 


    そうなのである!

しかし、これがヒトのはじまりであり、その後の繁殖と繁栄の歴史の第1ページ目なんだとしたら…なんか…もっと、神秘的なの想像してたなー。ってのは正直なところだよね。

 

これじゃ、生物種として分岐したというより…意識の鮮明さとか、顕在さの分岐に近いよね?でも本質的にはそこが種の違いの境界なのかもね。

 


ニューエイジなんて死語だけど…より鮮明さと、顕在さをもつ意識に目覚めた超人類は…見分けられる

[カタチの違いじゃない]ってことになるんだろうか…

 

いや、もっと言えば…イルカやゾウやキリンだって…僕らの自我を超える超意識にきづいちゃったら…この地球の覇者に成り得る可能性だって…ないわけじゃないことになるよね。

 

 

 

 

びっくりしたんだけどさ、アダムとイブ…

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ヘソあるってこたぁ、その両親いたわけだろッ?

     これ、大問題っしょっ!

 

まぁ、ヒトの歴史の始まりがメスザルの初恋から始まったってのは…ロマンチックだけどねぇ(=´∀`)


でもさ、なんで神様の怒りをかって、エデンを追い出されたってことになんの?と言う鋭いツッコミストの君!

いいとこ突くねえ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     なんでだろうね?


   自我を獲得すっとね、たぶん記憶が紡がれて…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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               Σ( ̄。 ̄ノ)ノギョッ

 

 

 

 

 

 


       ダメだよってことをやっちまった記憶…

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   罪悪感、芽生えるよね?

 

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    これ神様の権威っぽくね?

罪悪感こそが…神と人の境界線ってゆうのかさ、分離する壁っつーかさ、追い出された感ってかさ。

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自我に目覚めるといずれ責任感(心理学的に言うなら、使命)が伴ってさ、感情を野放しにできなくなんだろうよ。感情を野放しにできない…つまりはエデンの果物(感情)食べ放題サービス終了みたいなさ…

 

 

 感情を制御したり、隠したり、偽ったり。

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     あれだよあれ、女の子ってアレの時ゆうじゃん

「イヤよ。ダメよ~、ダァメ❤︎」

 

 

 

 

 

 

 

ダメよって言われると…余計に!

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適当にこじつけてみたけど、妙に納得してしまうのは僕だけ…だろぅか…

 

追い出された感ってのは…追い出された側(つまり、神じゃない人間たち)が感じている罪悪感からだよね!

な、なんか…わりぃことしたか?思い当たる節がなくとも…罪悪感があんのは…アンタ(神=罪悪感)がいるからじゃん

                               …というオチ

 

                  やっぱり…過激にきこえますか?

 


     問題  手前の神(意識)は何と言ってるか?

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❶ 二度とくんな!食い散らかしやがって!

❷末永く、お幸せにー!ガンバッ!

❸横断歩道は手を上げてわたるんだよ。

    左右確認も忘れちゃダメだよ!

 


    意外と、祝福してくれてたのかもよ( ̄ー ̄ )

 

※ちなみにね…聖書の原語であるヘブライ語では「原罪」は「的外れ、勘違いとか…おっちょこちょい」というニュアンスがあるんだってさー。ごめんね、出典元がわからないけど…らしいよ。ってことはさ…

イブの初恋は…勘違いからだった…って、女心の本質を突いてやがるじゃねえか!

   

     (・ω・)あぽ〜ん