【映画の"裏読み©︎inema "と銘打ってはいますがね…先日、こんなこと言われました…ココロ無き友人に。裏読みシネマ(映画)じゃなくて…裏読みスレバ…のが、しっくりだね。おっしゃる通りでございます。裏読み©︎inema 改め、【裏読みSureba】皆様どうぞ、よろしくお願いします。 (● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾冗談じゃねえやいっ!これからも、裏読み©︎inema だよっ!さぁ、今宵は永きに渡る神学論争に終止符を打つべく!さらば、平成!こんちは、令和!ジーザス・クライストの続きだよん
あなたがた貧しい人たちは、さいわいだ。
神の国はあなたがたのものである。
あなたがたいま飢えている人たちは、さいわいだ。
飽き足りるようになるからである。
あなたがたいま泣いている人たちは、さいわいだ。
笑うようになるからである。
人々があなたがたを憎むとき、また人の子のためにあなたがたを排斥し、ののしり、汚名を着せるときは、あなたがたはさいわいだ。
その日には喜びおどれ。見よ、天においてあなたがたの受ける報いは大きいのだから。彼らの祖先も、預言者たちに対して同じことをしたのである。
しかしあなたがた富んでいる人たちは、わざわいだ。
慰めを受けてしまっているからである。
あなたがた今満腹している人たちは、わざわいだ。
飢えるようになるからである。
あなたがた今笑っている人たちは、わざわいだ。
悲しみ泣くようになるからである。
山頂の垂訓 ルカ6:20-ルカ6:25
ジーザスの最も有名な言葉…らしいよっ。
前回、見てきたとおり…キリスト物語ってのは…
持ってるヤツ
(イエス・キリスト、その方)
の…
盛ってある!
サクセスストーリーだったよね?
故に!
盛られた奇跡などに興味は無し!
確たる核と見込んで、彼の最も有名な言語記録のみを見ていく!
彼の言葉に迷いなき、揺るぎない信念と自信を感じていただけることだろう…
が!…なんだろう…この不穏な胸騒ぎは?
貧乏人どもよ、喜べ!
神の国はおめえらのもの!
金持ちどもよ、嘆くがいい!
おめえらに未来は無い!
と言い切る…その心境は、貧乏人のひがみなのだろうか…
【神の国】
とは金持ちよりも、貧乏人を優遇してくれるらしい!
GDPトップ10を占拠する経済先進国の首脳たちは…それを知っているのだろうか?我が国、日本も例外なく…世界第3位(2018年度現在)
まずはキリスト教における最重要概念と言われる
【神の国】(神の王国、天の御国、いわゆる天国ってやつだよ…各年代の翻訳の言い回しが違うだけで…ようはパラダイス!天国と聞いてピンと来る、それ)について、掘り下げていくよっ!
この天国…天の御国…神の王国ってのは、
前回の考察通り…
あらゆる全てを含む
【現象】の次元
…と言えるよね?
げ、現象⁉︎…ゲッツ‼︎というダンディ坂野は…出直して来い!☟
ながったらしくて、申し訳ありません( ;∀;)
仏教で説かれる【極楽浄土】と何が違うのか?という疑問に…異なる信仰対象からくる成り立ちの違いしかないとするなら…
それは、ディズニーとユニバくらいの違いってことだよね?たしかに違いは歴然だけど…ハイスペックテーマパークという概念で同一カテゴライズされるくらいの差異しかないわけだよ!
御意!
【現象】という王国
…それは、アルゴリズム
と考えて差し支えあるまい!
【アルゴリズム】
数学、コンピューティング、言語学、あるいは関連する分野において、問題を解くための手順を定式化した形で表現したものを言う。算法と訳されることもある。
「問題」はその「解」を持っているが、アルゴリズムは正しくその解を得るための具体的手順および根拠を与える。さらに多くの場合において効率性が重要となる。
1920〜30年代、計算可能性のための数学モデルがいくつも提案された(チューリングマシン、帰納的関数、ラムダ計算など)。
後にこれらの定義はすべて同等であることがわかり、それらにより同値な概念を「計算可能」とすることが提案された。したがって、現在では「これらによって『計算可能なもの』を計算する手続き」をアルゴリズムと呼ぶ。
[ Wikipedia]
…つまり、【現象】が起きる
その際の手続き、
その方法、
そのプロセス
だってわけだよー。
自動販売機に130円入れ、任意のボタンをポチると…ガラガラぽんっと出てくるわけだ!
すなわちこれ、
あなたが裏読み©︎inema を読んで、⭐︎をポチポチする!読者になる!すると、私は嬉しい!(о´∀`о)
すなわちこれ、
あなたと私のアルゴリズムなり!
僕らの意識現象による、
感情の起伏…
思考の流れ…
身体反応…
すなわちこれも
アルゴリズムなり!
(´・ω・`) 暴論に聞こえるかな?
その主観意識を…ただのアルゴリズムであると自覚できるかどうか…そこへ至るためには、金持ちよりも貧乏人が優遇されると言ってるわけだよね。
つまり、
物質的な貧富の差が作用するわけではなく…
精神的な貧富の差を指しているのだとすれば…
それは、精神的な貧乏人…
夢も希望もない虐げられし人々こそ…
そのパーソナリティは限りなくゼロに近い
状態じゃないだろうか?
実は、このアルゴリズムとは、そこにパーソナリティを含まない一連の流れ(プロセス)を指しているんだよん。
アイデンティティ、パーソナリティを度外視したプロセスをアルゴリズムと称しているのだから…
自販機があなたの選択を意図して変更してたら…たまったもんじゃないだろ?
その選択をしていると自覚しようが、しまいが…その選択に至るまでの思考の流れすらも、あなたの中で起こったアルゴリズムの結果でしかない!と自覚すると…パーソナリティはどこにも見当たらないよね?
つまり、イエスさん…
「あなたがたパーソナリティの貧しい人たちは、さいわいだ。アルゴリズムはあなたがたのものである。」
…といってるわけだ。
それを大いに喜べ!とさえ断言している…
なぜならば、アルゴリズムのプロセスのなかに負荷(というパーソナリティ)が、かかれば…その反作用が起こるからである。
貧しければ、いずれ反作用として富む。
飢えていれば、いずれ反作用として飽きるまで。
泣いてるなら、いずれ反作用として笑えるから。
しかし、その逆も然り!
富んでいれば、いずれ反作用として貧する。
これ、単純に…
物理法則(力の作用・反作用)を…
心象に照らして述べてる
だけなんだよね!
だが、イエスの真骨頂は更にその先、後述へと続く。
敵を愛し、憎む者に親切にせよ。
のろう者を祝福し、はずかしめる者のために祈れ。
あなたの頬を打つ者にはほかの頬をも向けてやり、あなたの上着を奪い取る者には下着をも拒むな。
あなたに求める者には与えてやり、あなたの持ち物を奪う者からは取りもどそうとするな。
ルカ6:27-ルカ6:30
すなわち、反作用を作るべからず!という暴論…さらに言えば、パーソナリティ(という負荷)の否定でもある!
この世界は全てアルゴリズムでしかないとするならば…僕ら一人一人に自覚ある、この意識現象というパーソナリティ(主観意識)とは…その脳機能が作り出すアルゴリズムの結果であり、アルゴリズムの結果はまたいずれかのアルゴリズムに含まれていくというアルゴリズム連鎖と波及というプロセスを含んだアルゴリズム…
そこに、パーソナリティは見出せなくなっていく…
パーソナリティとは、どこまで突き詰めても無用の長物なのだろうか…と、さえ思えてしまう…
なぜ、兄弟の目にあるちり(木屑を指しているらしいよ)を見ながら、自分の目にある梁(はり=柱の上に渡す屋根を支える木材)を認めないのか。
自分の目にある梁は見ないでいて、どうして兄弟にむかって、兄弟よ、あなたの目にあるちりを取らせてください、と言えようか。偽善者よ、まず自分の目から梁を取りのけるがよい、そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目にあるちりを取りのけることができるだろう。
ルカ6:41-ルカ6:42
つまり、
あなたの内面にあるパーソナリティを見もせずして、相手の些細なパーソナリティが正しい、正しくないと判断して…それを正そうとするのか…という、量子論的考察にまで及ぶ論破を見せてくれる!
キリスト教の根底にある「とにかく許して、許して、許しまくっちゃえっ!お前も許されっからさっ!」という無抵抗イズムとは…
パーソナリティの最小化を目的としたアルゴリズムへの一体化を推奨しているんじゃないだろうか…
ここで言う、『許しちゃえっ』てのは…『我慢して、許してやれ』ではなく!それを『一切、咎めることなく、水に流しちゃえ!』の許しちゃえなのである!
まずもって、ご自身のパーソナリティが邪魔なんだよ!
という
オー なんと…
まぁ、びっくり
ガッドネス‼︎
な正論でござんす
…なんだけど、身も蓋もない…ってのが、正直なところなんだよなぁ…
もはや、イエスに限らず…あらゆる宗教とは
パーソナリティという脂肪(それが、無用の長物だとすれば…)をそぎ落とすためのエクササイズだったのだーっ!
ビリー隊長のブートキャンプは…布教の一環だったのかーっ!(違います)
(宗教としての)神は死んだ!かの有名なニーチェの言葉だが…それ以降において、人類はエクササイズダイエットという信仰に没頭しているのだから…
そして、幾多の挫折をも味わってきたのだから…
健康とは、これ"美なり"と言わんばかりに…
しかし!
これだけは…言えよう!
ほっといたって、
僕らには親子の意思疎通から
自我が芽生え
成長と共にアイデンティティ
を獲得し
社会適合のなかでパーソナリティ
をもって、
他人との摩擦や衝突をしながら
…生きてきてる以上。
パーソナリティという脂肪をどこまでも肥大化させていくことに、価値はあるのだろうか…
デブばっかが歩く繁華街は…歩きにくい。
さぁ、ビリー隊長のお出ましだーっ!
相撲部屋のチャンコ周りにスペースは無い。
燃やせっ。燃やせっ。ガンガン、燃やせーっ!
アイデンティティ:自分で考える「自分」
パーソナリティ: 自分と他人から考える「自分」
最後に僕なりの…解釈をもって、イエスキリストを総括してみようと思う!
彼は、モーゼ、釈迦、ムハンマド…と、同じく
パーソナリティという脂肪の否定を目的とし、アルゴリズムへの一体化を推奨すべく…それを体現した漢(おとこ)である!
しかし!唯一、彼らと違うべくは…
その、死に様だろう!
「俺たちは、アルゴリズムの中に組み込まれたプログラムに違いない!だとしても、パーソナリティを主張しなければ…ただのデーターに過ぎない!さぁ、君はどうする?」
…と、問いかけられている気がしてならない。
その、壮絶なる死に様
を大衆に見せつけてこそ…
それが、身代わりによる別人だったとしても
キリスト物語の土台と言えよう!
それが、身代わりだったとしても…
その身代わりの
『犠牲と苦しみ
こそが尊い』
ことに変わりはなく!
目的のために身を捧げた影の功労者…
彼こそが、真のキリスト
だったのだから…
目的のために、その身を捧げる覚悟はあるか?
その覚悟が無ければ、アルゴリズムというプロセスの中に埋もれる1bitのデーターに過ぎないぜっというわけだ…
あぁ…メンッ(男)!!!
イエス・キリストという男を見た気がする!