【ミッションインポッシブル シリーズ】
今時のスパイ(諜報活動)こそ、サイバーネット空間での出来事であり、こんな映画みたくアナログ熱血漢は絶滅して久しいのが現実だろう。
なんせ、彼は走る、走る、事故る、飛ぶ、ダイブ、爆破、それでも走る、走る、事故る、飛ぶ、ダイブ、爆破、それでも…
…以下ヘビロテで限界も見えてきた感は否めない。
が、このシリーズでとても興味引くのが彼の熱血ぶり以上に、その設定である。ゴーストプロトコル…そう、シリーズを通してIMFから発令される意味不明の絶対的指令である。
6作目にして、かなり踏み込んで自己ツッコミを炸裂させてきたが、彼はご満悦なんだろうか?ノリツッコミとしては、前置きが長すぎる…気がするが…
結婚以来、三十年仕事一筋の仕事人が病床で「なんでやねん」と我が人生をツッコンだところで家族は、お父さんボケちゃったのねとうなだれるに終わってしまうことだろう。
いやいや、これはイーサンハントを揶揄してるんじゃないよ(´・Д・)」
この「ゴースト・プロトコル」とは、組織を存在しないもの(ゴースト)として扱う規定(プロトコル)のこと。
つまりIMFは「当局が一切関知しない」存在であることを意味している。その命令発信源を守り、なおかつその命令を最優先させるための理にかなったカラクリであり、なおかつ、とてもいかがわしいわけで。命令発令者の意図次第では、諜報員はテロリストとなんら変わりなくなる。
『命令は絶対だけど、自己責任だかんね!じゃ、よろしく!』と言うわけだ。
そりゃあね、この社畜ワタクシめなら深く考えもせずして…週の頭から週末のことしか見えてませんから。いんですよ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
でもねえ、彼は裏のお世界で、この世界の平和と秩序と正義を遂行してくれてる訳で。
イーサンハントを脅かす暗躍者たちは、「その命令を発した奴の魂胆を考えたことはあるのか?」という根本ツッコミで彼を揺さぶろうとするが、いかんせん、彼には全く効かない…
それは彼には強固に利己的な、何やら別の絶対的ゴーストプロトコル(任務上のそれではない)があるために、まったく聞く耳持たずというわけじゃないですか!それを探っていくと…
別居中のワイフ?
否!一番濃厚線だが…
信頼できるチームメンバー、
もしくは世界中のIMFメンバー?
否!一作目は、これだよね
IMF長官?
否!上司命令なんて守った試しなし
任務で知り合ったタイプの子?
否だ!二作目は、もろこれ
じゃ、誰なんだよ?何なんだよ?
ワタクシ社畜に週末という絶対のゴーストプロトコル(明らかに!任務上のそれではない!)があるのと同じく、彼にも任務を超えたゴーストプロトコルがあるように見えてならんのです!
一見、彼は上記の面々を助け、守ろうとはしているが…いつ任務の犠牲になるやもしれない駒であることも承知の上であるように見受けられるわけです!
彼が最優先しているものは…アメリカ国民の平和や人類の未来…ともちょっとズレが出始め、これという確たる何かがあるのじゃないという着地を見せている!
「愛するひとりを守り、全人類を守るために」という最新作任務はそれを都合よく言い換えているに過ぎないのだから。
【個であり、全であるとは…もう、どれでもない!】という量子論の二重スリット状態。
[上記の通訳します : めっちゃ微小に物質を観察してくと…物質を構成する要素がみつからないよということ。どの時点から物質が物質足り得るのか不思議だねと申したいみたいです]
もはや、イーサンハントには確たる(任務上のそれではない!)ゴーストプロトコルはない!
確たる週末のお楽しみなんてもんはいらないのさ!
だから、ミッションインポッシブルなのさ!
というのは…もはや、観客には通じない全身全霊の…
シュールな一発ギャグ。
それだけは、やめてくれっ。
よもや『職業 スパイ』だから、日々ソツなくこなしてます!なんて社畜レベルの日課だと言うなら…
感情移入したくねー(´༎ຶོρ༎ຶོ`)我が身で十分っす
両者どちらも守ることは矛盾しているだけならず、物理的に不可能。
量子力学とはミクロにおける物理運動じゃないか!マクロにおいてはニュートンの古典力学然りで説明できちゃうのだから。
✨
✨ 💡✨
Σ(・□・;)
も、もしや、これこそ彼のゴーストプロトコルなのではないか?
「マクロでは整合性が取れなくとも、ミクロでは可能である。」まさにボーアさんの言う通り!(ニールス・ボーア 理論物理学者 量子論の確立者)
[上記の通訳します : 物理的に不可能なんだけど…あきらめなきゃ精神的にはできちゃうよっと申してます]
その難解な理論をアインシュタインはこう批難したと言う。
『我々が見上げなければ、そこに月はないと言うのか?』
まさしく、そのとおり!
『我々が見上げなければ、そこにイーサンハントはいないのだ!』
我々が彼を応援している限り、彼は真意不明の絶対的使命感で世界を救いつづけてくれることだろう!
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
もはや、その使命感の根拠すらよくわからない。
いや!
そんなやつぁ、いない!
ってか、よくワカンねぇけど…オッス、オラ悟空!(やべ、滑った?)というノリになってきて…ますますゴーストプロトコルに拍車をかけて、彼はどこへ向けて走る、走る、事故る、飛ぶ、ダイブ、爆破、それでも走る、走る、事故る、飛ぶ、ダイブ、爆破、それでも…以下ヘビロテ。
今後も続編を期待してます。